譲り受けた中古の大型バイクを名義変更する時の必要書類

名義変更

大型バイクが好きだと、同じくバイクが趣味である友人から中古の大型バイクを譲り受ける機会が訪れるかもしれません。もし、バイクを譲り受けた場合は、その費用が有償か無償かに関係なく名義変更手続きを行う必要があります。

名義変更をする際には、バイクを譲り渡す人と受け取る人の双方がたくさんの書類を準備しなければなりません。まず、バイクを受け取る側は、住民票、軽自動車税申告書、手数料納付書、自動車検査証記入申請書の4つの書類を用意します。このうち、住民票は市区町村役場に請求して事前に入手しておく必要がありますが、その他の書類は名義の変更を申請する運輸支局の用紙購入窓口で入手でき、事務所内で必要事項を記入する作業をすることができるので、前もって買っておく必要はありません。

一方、バイクを譲り渡す側は、譲渡証明書、自動車損害賠償責任保険証明書、軽自動車税の納税証明書、自動車検査証の4点が必要ですが、譲渡によってナンバーの変更が必要となる場合はナンバープレートも、譲り渡す相手に手続きをすべて任せる場合は委任状も必要です。新たに作成しなければならないのは譲渡証明書と委任状の2つで、その他の書類は原則として紛失してはならないものであるため、大切に保管されているはずです。もし、紛失した書類がある場合は、バイクを引き渡す前に再発行の手続きをとっておきましょう。

なお、車検の手続きでは軽自動車税の滞納があると受付が受理されませんが、名義の変更については滞納があっても行うことができます。しかし、税金の未納があるままになっているのは決して良いこととはいえないので、名義を変更する機会に未納状態は解消しておきましょう。